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「おじさん、おばさんおはようごさいます」
清々しい朝だった
ナガは窓辺に立って外を眺めているカナンの両親に挨拶をした
「おはよう。ナガちゃん…見て…今日もガーデンは綺麗だわぁ」
「なんかこう…朝もやとSunの光を浴びて神々しいなぁ~」
おじさんは窓を見つめながらおばさんの肩を抱いていた
キッチンではカナンが朝食を食べている
「ナガ、遅いわよ。早く食べちゃって。片付かないわ」
「は~い」
ナガは軽く返事をして朝食を食べた
「ナガは今日はどこか行くの?」
「そういゃ~ウリューが何か探しに行くから手伝ってくれって言ってたなぁ~」
「何かって何よ?」
「さぁ?わからん」
「ふ~ん。まっ。人に迷惑かけないようにね」
「あぁなるべくそうするよ。」
「じゃあ私、もう行くわ。ごちそうさま」
「あれ?カナンはどこに?」
「ちょっと友達とお買い物にいきますわよ♪ほほほほ」
おどけたようにカナンはブルジョワを気取って答えた
「そうかい…」
呆れ顔になったナガはゆっくりとパンをかじった
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