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東の森の入り口にある小屋の前にウリューは立っていた しかしそこに居たのはウリューだけではない ナガが全く知らない人も周りにチラホラいた 「遅いじゃないか~。早く並ばないと整理券貰えないじゃないか~」 「悪い悪い。っていうか俺を呼び出したのはこれのためか?」 見るとウリューの後ろには行列が出来ている 「そうそう。今日はナガにも俺の仕事を手伝って貰おうかと思ってよ!どうせヒマだろ?断言するがやっといて損はねぇ!バイト代も出すぜ!歩合制だけど」 「こんな所で仕事だぁ?怪しいぜ…一体なにやるんだ?」 ナガが疑いの目をウリューに向けていると小屋の中から人が出てきて大声で叫んだ 「はい!只今より整理券を発行いたしま~す!お並びの方は順番に整理券を受け取って下さぁ~い!入り口周辺の方は出る方の為に左詰めの一列で並んでくださ~い!整理券を受け取ったら切り株の前に集合してくださ~い」 「まぁとりあえず並んで整理券を受け取ろうぜ」 ナガはとりあえず訳も分からぬままウリューと整理券を受け取り切り株前に集合した そこでは髭をこんもり蓄えた いかにも木こり風のおっさんが森の地図を木の枝で指しながら何かを説いた「え~…今日は整理券番号22番から30番までがD地区、それ以外は整理券番号が若い方から順番にABCで…詳細は地図に乗ってます」 「なんだこりゃ?どういうことだ?」 ナガはウリューに尋ねたがウリューは整理券番号と地図を食い入るようにに見比べていて全く話を聞いていない 「嘘だろ…おい…やったぜ!初めてD地区に当たったぜ!ヤッホーい!」
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