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『駄目だ。そっちに行ったら駄目だ。父さん!母さん!』
『プァー!キキーッ、ガッシャーン!』
ピピピ…
「!?…またあの夢か」
俺はいつまでも鳴り響く目覚まし時計を止めて、顔を洗いに洗面所へ向かう。
(最近よく見るようになったな)
顔を洗った後、パンを一枚オーブンで焼き、テレビを付け朝のニュースを聞き流しながら、パンが焼けるのを待つ。
俺の名は椎名李斗。都内の高校に通っている普通の高校生だ。
ただ、俺には特別な力がある。それは超能力を使えること。
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