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「おい、何してんだよ」
俺が悠真の顔を力任せに殴ると、一瞬ひるんだようだでその口を離した。
すると、悠真はこの世の者とは思えない目つきで俺を睨んだ。
秋奈は横に居るようだが、驚きすぎて声も出せない。
その隙に、涼介は窓の外へと全力で逃げて行った。
「・・ソ・・ン・・・ナ・・ニ・・・シ・・ニ・・・・タ・・イ・・ノ・・カ・・」
その言葉と声に竜也は腰が抜けてしまいその場に座り込みんでしまった
すでに俺の心は悠真に恐怖していた。
多分、涼介を追いかけてなのだろう。
直後、悠真はニタリと笑うと割れた窓から外へと、出て行ってしまい、空き家には竜也と秋奈の二人だけとなった。
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