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二人は急いでその跡を走りながら追跡し始めた。
涼介が無事である事を願って。
この先にきっと…
俺はそんな事を思いながら走り続けた。
秋奈もそんな事を思いながら走っているのだろうか。
俺は、疲れて重たくなった足を気力で動かし、とにかく急ぐ。
するとその途中、奇妙な音と共に、鉄腐さが増してきた。
そこは曲がり角になっていて、その向こうから何か音が聞こえる。
・・・バリッ・・バリバリッ・・・・・・
・・バリバリッ・・・・・バリッ・・・・
バリバリッ・・・バリッバリッ・・・・
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