窓の外

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「ちょっとここで待っていて欲しい。」 秋奈を角の手前に待たせると俺は曲がってみた。 すると、そこには誰かがこちらに背を向けてうずくまっているではないか。 もしかして、涼介なのだろうか? それにしても暗くてよく見えない。 俺は恐る恐るその誰かに近づいていく。 鉄の臭いが強くなると同時に、うずくまっているの誰なのか少しづつ見えて来る。
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