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悪魔「なっ!記憶と魔力を奪うだと!!?人間の小娘にそんな事が出来るわけ!!」
セキル「もし記憶と魔力を取られたらどうなるの?」
ハルカス「記憶と魔力を私が預かったら、家族との思い出や記憶が無くなるため寂しい思いをするだろう。そして魔力がなくなれば本契約を結ぶまで魔力に関わる一切の事が出来なくなる。さらに周りからは落ちこぼれや出来損ないと色々言われたりして辛い人生になる。セキルにはどちらを選んでも辛い選択になるがどうする?」
セキル「僕は……こんな人を殺すような魔力なんかいらない」
ハルカス「良いのか?家族との記憶も無くなるのだぞ?」
セキル「うん!!だって今の僕じゃあ耐えられないから……」
ごめんなさい!父さん、母さんしばらく会えなくなっちゃうね。でもきっと迎えに来るから待っててね
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