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「あー,,,。もしもし?
あのさ。明日の夜,何してる?もし良かったら飯でも食いに行かない?」
私は嬉しくてもう少しで涙を流すとこだった。
でもそれはしない。
別れた男に見せる涙ほど,醜い涙はない。
何も返事しない私に気を使いながら,彼は言った。
「んぢゃ,,,明日6時に迎えに行くよ。
じゃあね。」
彼は電話を切った。
相変わらず勝手な男だ。なのにそんな勝手な男が愛しくてたまらない。
その夜,いつものメンバーで緊急会議。
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