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「あんたのその変なポジティブシンキング止めなよ。
育人さん,浮気したんだよ?また同じこと繰り返すに決まってる。
ケジメ?ふざけんな。
ただ会いたいだけでしょ。
そんでズルズル引きずるに決まってる。」
私は顔がカッとなった。
「なんでケイちゃんにそこまで言われなきゃなんないの?
ケイちゃんには関係ないじゃん。」
私なに言ってんの?最低。
ケイちゃんは何も言わずに部屋を出てった。
ユウもサクも部屋を出ていった。
私はうつむいた。
そうすると涙が出てきた。
カナが言った。
「明日の服,選ぼう。」
カナはクローゼットを開いて,服を探しながら言った。
「なゆ,,,。」
私は鼻をすすった。
「なゆが言ったの,結構キツいと思う。
ケイ,あんたの傷つくとこ見たくないんだよ。」
分かってる。
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