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私は舌打ちする。
男らしくないわねぇ。
カナがたくさんの女たちから逃れて飲み物をとってきた。
「ひー。私モテモテみたい。男にも私の魅力が分かればなぁ。」
カナが笑いながら言った。
私はカナをまじまじと見た。茶色のふわふわの髪。
ナチュラルメイクなのに大きな二重の瞳。
清純系なシンプルな服。
どう見てもストレート。
こんな子がgenderにいたら,ライオンの檻に生肉をほうり込むようなものだ。
私はカナが持ってきてくれたお酒を啜った。
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