2301人が本棚に入れています
本棚に追加
/187ページ
忍の白い首筋 美しい鎖骨 細い肩 それらは全てが俺を簡単に欲情させる。
だからこそ 全てを愛でるように 視線を 指先を 唇を走らせたい。
その匂い 感触 そして
俺の動きに反応して 甘い声を発する忍が堪らない。
忍のブラウスのボタンを噛み 彼女に視線を向けた時 背中に忍の腕が回ってきた。
紅く染まった頬 誘惑的にうっすら開いた唇 そして
俺だけを求めて 真っ直ぐ見つめる瞳。
「…もう……お願い…伊織さん…」
酔ったお前の誘い方もいいが 素直におねだりされた方に かなり弱い。
『…了解。』
.
最初のコメントを投稿しよう!