小さな特攻隊は常に邪魔をする

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忍の白い首筋 美しい鎖骨 細い肩 それらは全てが俺を簡単に欲情させる。 だからこそ 全てを愛でるように 視線を 指先を 唇を走らせたい。 その匂い 感触 そして 俺の動きに反応して 甘い声を発する忍が堪らない。 忍のブラウスのボタンを噛み 彼女に視線を向けた時 背中に忍の腕が回ってきた。 紅く染まった頬 誘惑的にうっすら開いた唇 そして 俺だけを求めて 真っ直ぐ見つめる瞳。 「…もう……お願い…伊織さん…」 酔ったお前の誘い方もいいが 素直におねだりされた方に かなり弱い。 『…了解。』 .
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