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あんなに楽しいメンバーで飲めば何かが起きてもおかしくなくて…
何故か時間の経過と共にメンバーが増える一方で、もしかしたら部署全員が来た？と思える程となっていた。いつの間にかお店は貸し切りとなり離れた席では営業部の方々もいた。
酔った勢いで部長と社長が会長を呼び出そうとしているのを発見しすぐさま携帯を没収した。
会長はマズイでしょう？
ただ…
伊織さんが目を覚ました時に向かいの席で花房さんがいて物凄い顔になった伊織さんを全員で指差して笑ったのは楽しかった。
「何で居るんだ。」
「帰れ。」
「香水臭い。近寄るな。」
「妖怪は住処に帰れ。ここは人間の生活の場なんだ。」
あまりに暴言が酷くなってきたので伊織さんを店外に連れ出し落ち着かせるハメになった。
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