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サイドテーブルに置いてある携帯を見つけ ゆっくりと手を伸ばす。
「…ぅ…ん…」
ドキッ!
低い声が耳に入り 全身から滝のように汗が出る。
ゆっくりと振り向くと 上半身裸のご主人様は規則正しい呼吸で眠っている。
いやっ!騙されないぞ!
いつもこのパターンでベッドに引きずりこまれるんだ。
いつまでも成長しない私ではないんだから!
物音をさせないように身体を屈め ハイハイの状態で更にテーブルに近づいた。
「…お前… 何やってんだ?」
うぎゃぁぁ!!出たなっ!妖怪め!
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