中学校入学式

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ヤンキーに因縁つけられて、状況を楽しんでいながら恐怖心はないのかと静かに笑った。 この頃ぐらいから自分はSに目覚めたのではと考えています。 俺は無言でヤンキーの手を制服から丁寧に引きはなすと階段降りた。 ヤンキーは何をする気かと無言で成り行きを見守ってるみたいだった。 俺は気にせず、ノートと筆箱を手にとって鞄に入れるとゆっくりと立って、そのまま立ち去ろうと… 「待てや」 腕を掴まれました。 まったく面倒だなぁ… 流石にこれ以上無視するとヤバイと思ったので、 「なんですか?」 と答えた俺は目の前にいるヤンキーが同じ学年だったのでちょっと損した気分になった。 「なんですか?じゃねぇよ!! ぶつかったら謝れよ!」 また胸ぐらを掴まれました。 このヤンキーは胸ぐらが好きなようです。
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