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「学校もあるし、さくっと親猫を探すか」
「探すの手伝ってくれるんですか?ありがとうございます。」
嬉しそうにリアンは言い。子猫を抱き上げ2人で親猫を探すことにした。
ー 歩いて10分くらいすると。
辺りをキョロキョロしながら何かを探す猫を発見した。
おそらくあれが親猫だろう。
「あ!あれひょっとして親猫ですかね?」
リアンの抱いている猫を見てこちらに近づいてくるのを見ると間違いなさそうだ。
「みたいだな、良かったな、すんなり見つかってよ。」
「そうですね、ありがとうございます。」
リアンが微笑みながら言う。
よく、笑う子だなと思いながら親猫の方に俺達は歩いていく。
その時、親猫と俺達の間に割り込む大きな黒色の熊
俺達を見るとすぐにこちらに向かってくる。
「魔物です!」
子猫はリアンの胸で小さく震えている。
「みたいだな、安心しろ。俺がこいつを倒してすぐ親猫と会わしてやるからな。」
レイは腰の剣を抜き突進してくる魔物に対して構えた。
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