11人が本棚に入れています
本棚に追加
「え~っと、ミュージカルの台詞と歌なし版って言えばわかりやすいかな?
基本はファッションショーだから音楽に合わせてランウェイを歩くんだけど、それに演劇の要素を加えて、台詞なしの劇をやるの。
…どうかな?」
亜沙は不安気に皆の表情を窺っていた。
「それ面白そう!なっ、真紘!」
郁巳が興奮しながら俺を見た。
皆の表情もやる気満々という感じだ。
「うん、いいね!」
俺もワクワクする気持ちが抑えられず、背中がうずうずした。
「じゃ、その劇の内容はどうしよっか~?…」
最初のコメントを投稿しよう!