生徒会長

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そしていきなりその女子が話し掛けてきた。 「…ああああなたが【西紀野 拓也】君よね。ここここんにちは」 「えっ!?俺にようなの?」 「ビクッ)あああ、うんと…そうなの。えと…//」 「…?」 「~~ッ!///なななんでもないんだからぁぁぁ!!///」 「はぁ…?」 彼女は何故か反対側のドアをガッシャーーンッッ!とぶち壊して立ち去ってしまった。 「何がしたかったんだww嵐のような女だったなwww」 「たしかあれは…生徒会長の【西園寺 くれは】さんだよ。あの2年生で特例の生徒会長」 「拓也…なんか会長に呼ばれることでもしたのか?w」 「心当たりはないんだけど…」 「なんか拓也ドンマイww」 そんな会話を交わしているときだった。 すぱぁぁぁんっ! いきなり俺のオデコに衝撃が走った。 「いっ………てぇぇぇっっ!!!なに!?俺暗殺されかけてんの!?」 「あれ?拓也なんか頭に刺さってるよ」 「槍じゃね?拓也ドンマイww」 そう言われて俺は自分のひたいに手を伸ばした。 「あ、なんだダーツじゃん。吸盤式のやつ…あれ、なんかダーツに手紙ついてるし…どれどれ」 【拓也くんへ 今日、お時間がございましたら放課後に屋上に来て下さい。 待ってます。        西園寺 くれは】 「…ラブレター?」 「「うそん!!?」」 二人とも目を見開いて両手をワナワナと動かしながら後ずさりしていた。 ちょ、こういうリアクションの時だけこの二人息合うのなw 「ずりぃぞ拓也w」 「なんか…複雑……(ボソッ」 そして放課後… 「今考えたら、この手紙の主は生徒会長じゃん」 俺はちゃっかり屋上でいる。 「てか会長こねぇし…眠みぃな……」 そういってゴロンと地面に寝転がる。地面はコンクリートでできており、結構痛い。 でも今日はポカポカしててマジで眠たい。 俺は知らない間に眠りについていた…。 ,
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