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「あの……なにがいいたいのか……」
ハァと少女と思われる声の主が、呆れ果てたように、頭に片手を当て首を横に振りながら、ため息をつく。
「つ、ま、り、」
人影は、銃を持っているような形でゆっくりと腕を識上に向け、伸ばす。
「こういう…ことよッ!!」
人影の手の中から光が放たれる。
その光はウニョウニョと意思があるように動くと、瞬時にマグナムのようなハンドガンタイプの銃の形に固まる。
と、人影が人差し指を動かしただけで、銃口と思われるところから、音速を越える速さで、淡い光の弾が撃ち出された。
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