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魔法や魔術。 オカルトの一つとされ、存在があやふやに扱われているそれは、この世界では当たり前、常識のものとなっていて。 逆に、科学というものが、オカルトに分類され非常識とされている。 この世界の喧嘩は。 自分の体力を消耗して暴力を行うのではなく、 自分の魔力を消耗して魔法によって行われる。 当然。 手の平から火の玉が飛び出す者もいれば、その辺の棒を殺傷力抜群の槍に変えてしまう者もいる。 というか、そんな奴らが不良の中にいた。 では、識上龍という少年はなにができるの?というと。
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