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目を覚ますと、辺りは闇に染まっていた。
竜蘭「ここ…どこ…?」
寒くもないのに自然と体が震える。
胸がざわめく。
ここは…怖い…。
『ここは呪われた国、シャルカマハラーン。』
私の問いに対し、どこからか答えが返ってきた。
竜蘭「貴方は誰?」
『私はランプの精であり、呪われた国の門番でもある。』
呪われた国…。
『この国は人の血の上に成り立っている。一年以内にこの国から出なければお前は死ぬ。』
死…。
その言葉に鳥肌がたった。
この国から早く出なきゃ!!
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