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どのくらい歩いただろうか…。
私はいきなりドサッと降ろされた。
「ご苦労様です。では、お下がりください。」
「はい、サラ様。」
あぁ~、私本当にもうすぐ死ぬんだ…。
サラ「お嬢さん、大丈夫ですか?手荒な真似してしまってすみません。」
サラと呼ばれた人は袋の口を開け、私を出してくれた。
サラを見て私は息をのんでしまった。
一つに束ねられた腰まである金色の髪は絹のようになめらかで、真っ白な肌は雪のように透き通っていて、真っ青な瞳は宝石のよう。
綺麗な女性だな…。
羨ましい…。
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