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「お嬢様、そろそろお上がりください。」
そう言われ、お湯から出るとフカフカの布で体を拭いてくれた。
「お嬢様は色白で華奢なお方ですからピンクに近い紫がお似合いですね。」
「お化粧もきちんとしなくてはいけませんね。」
私は女官達の迫力に完全に圧倒されていた。
数十分後、私は頭のてっぺんから足の先までピッカピカになった。
竜蘭「って、へそ出しは恥ずかしいよ!!」
この服、裸同然じゃないか!!
「で、ですがこれが正装でして…。」
「お嬢様、わが国のしきたりに従いください。」
うっ…。
「従いください!!」
そう詰め寄られ、私はしぶしぶ頷いた。
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