砂漠の扉

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竜蘭「綺麗…」 サラ「ブルーサファイアでございます。」 透き通った深い青…。 「サ、サラ様!!お嬢様にはもっと高価な宝石のほうが…」 「そ、そうですよ。もっと華やかな宝石のほうが…。」 女官達の言葉に私は首を横に振った。 竜蘭「私、これがいい。」 だってサーシャの瞳と同じ色だもの!! これがいい。 サラ「だそうですけど?」 サラは少し意地悪な笑みを浮かべてそう言った。 「…分かりました。」 女官達はブルーサファイアをふんだんに使ったピアス、ネックレス、アンクレット、ヘッドピースをつけてくれた。 一体いくらぐらいするんだろう…。 高そう…。
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