6人目

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11月15日----私は誰かが呼ぶ声を聞くなり閉じていた目を開いた。 私は目を開けるなり 「うわー!!!!!!!!!!」 大声で叫んだ。 ん? ここはいつもの朝私が見る風景と一緒……というより私の部屋だ……。 ……夢か。 私はどうやら夢を見ていたらしい。 全身汗だくになり心臓はまだバクバク鳴っていた。 何であんな夢を? 罪悪感? そんな訳ない! 私は復讐をしているだけ。 最初に私に敵意を剥き出しにしてきたのはあいつらだ。 私が悪い訳ではない。 それにしれもあんな夢は二度と見たくない。 私は寝ぼけながらではあるが布団の横から聞こえてくる声に気が付いた。 「彩菜ちゃん大丈夫?すっごいうなされてたよ。」 私の布団の横に藍がいる そうだこの子は昨日私の家に泊まったんだった。
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