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11月11日----二学期も半ばに入り間もなく期末テストの勉強が始まる。 外には少しずつだが冷たい風が吹いていて世間では紅葉シーズンに入ろうとしていた。 私の復讐は今日から始まる。 暗くて重くて長い復讐が……。 そのせいか今までとは違い今日の私は少し前向きに生きられる。 実際この1週間は学校に行けば苛められてはいたが、私は復讐のための準備をしていたために、気分は少し前向きだった。 少なくとも今すぐに死のうという考えはどこかに消え去っていた。 そんな事を考えながら朝食を済ませて、自分の部屋でパジャマとして使っているスウェットを脱いで学校のセーラー服に着替えた。 鏡を見て寝癖を直し髪を整えた。 そして鏡に写る自分に向かって 「よし!」 と小さな声で気合いをいれた。 カバンを持ち準備を整え 「行ってきます。」 「気をつけてね!」 「は~い」 私は学校へと向かった。
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