最初の登校

3/10
前へ
/47ページ
次へ
茜「ご馳走さま。さて行くか」 このか「まって……」 茜「ハイハイ」 楓「じゃ行ってきます」 茜「容赦ねぇな!楓姉ちゃんは」 このか「……ご馳走さま…」 茜「じゃ行くか」 このか「…お弁当…」 茜「あ、忘れてた。このか姉ちゃん、持ってくるから自転車用意しておいて」 このか「 …(こくり)」 茜は弁当を取りにキッチンへ 茜「あ、楓姉ちゃん弁当忘れてる。後で届けるか」 アルル「学校同じなのですか?」 茜「ああ、みんな同じ学校だよ」 アルル「ええ!吹雪さんもですか!」 茜「うちの学校さ中学から大学まで一貫校なんだ。俺は高一、このか姉ちゃんは高二、楓姉ちゃんは高三、吹雪姉ちゃんは大学一年なんだ」 アルル「ヘェ~」 リンダ「おーい!茜!早くしろ!」 茜「ヤベ!行くぞアルル」 アルル「はい!マスター!」 3人分の弁当箱を持って玄関へ このか「……遅い……」 茜「ゴメン!姉ちゃん!はい弁当」 このか「んっ……」 リンダ「あれ?その弁当箱は」 茜「楓姉ちゃんの忘れ物」 リンダ「そっか。じゃまた届けに」 茜「高一になったばっかなのに勘弁してほしいよ」 このか「… 早く行こ……」 茜「じゃ行こうか」 茜は家に鍵をかけ4人とも家向かい 「「「「行ってきます」」」」
/47ページ

最初のコメントを投稿しよう!

65人が本棚に入れています
本棚に追加