昼どき

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‥そのとき、彼らのかたわらに立った者があった。 「いますぐ出ていってくれませんか」 それは、じつに雄大な体格をした、この店の店員だった。 「すいませんがお客さま‥あなたがたのことを威力業務妨害で、ケーサツに通報しましょうか?」 ふたりは少々あっけにとられたようすで、この人物を見た。 「見てくださいよ先輩‥このからだ!」 「うん。まさにウンコがいっぱい詰まってそうだな!」 「はァ?なにいってんだアンタら!いーかげんにしないと、」 とそのように雄大な体格をした店員はすごんだが、ふたりは頓着しなかった。 「じゃあオマエ、ああまでいったんだからやってみせろ!」 「はい!ぼくはやりますよ先輩!みててください!」 そういうと、ふたり連れの若い方がたちあがり、雄大な体格の店員に向かいあった。
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