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「って事で泊めてよね?」
沙耶は赤くなった目を擦りながら俺を凝視する。
あぁ……先程まで清楚そうだった沙耶は何処へ……
「それは無理~!!超迷惑だから!」
例え沙耶の頼みだろうと荘さんに迷惑かける訳にはいかない!
「いいよ!!直に頼み込むから!」
そのまま沙耶は早足で先に向かって行った……
「啓~……家どこにあるの~」
すぐにべそをかきながら戻って
来ました。
沙耶は辺りを見ながら
あっち?こっち?と指を指しながら俺の肩を揺すって聞いてくる。
その表情がやたら可愛らしいの
何の……
「断られたら諦めろよ?」
俺のセキュリティがどんどん
甘くなってきた。
「ありがとう♪」
クラッと一瞬だけ視界が真っ白に
なったが、すぐに我に戻り意識を
何とか保った……
「そういうのが反則だよな……」
改めて沙耶の魅力に惹かれた
俺は小さく呟いた。
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