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「あれ?……俺は確かに沙耶が
好きだけどさ……付き合うとか
沙耶言ったか?」
「えっ!?酷いよ啓……あんな事
までしといて」
何もしてないっての!!
皆の目線が怖いから!
白い目で見るってやつ?
おまけにヒソヒソと
酷い……とか幸せ者が……とか
奴隷のくせにとかさぁ!!
明らかに最後の佑君だろ!?
「アハハ♪とりあえず彼氏はいるんで募集してません♪ごめんね~」
なんでそこまで自信過剰なんだ?
しかも男子は全員肩をすぼめて
また俺を睨み付けるし……
あっ……佑君が無事だ。
「啓君危ナイ♪」
ズガァアアン!!
爆音がすぐ近くで起こり俺は
沈黙しながら汗を流した……
何事?
「危なかったネ啓君♪もうちょっとで脳天が粉々だったヨ♪」
「冗談じゃないよ!何で満面の
笑みでガッツポーズしながら言ってるんだよ!?」
本当に敏感すぎだから禁句に!
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