恋人同士

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翔は私の全て。翔がいない人生なんて私には到底考えられない。 翔といると何だか不思議だった。過去に経験したはずの事なのに、翔と一緒だとまるで違う事みたいに楽しかった。 翔も同じく私に依存した。何をするにも私を優先させてくれた。 翔は世界中の誰よりも最高だった。翔意外に抱かれる事もこの先、一生ないだろうと思った。 私は翔を本当に信じていた。翔は私の大切な人。 私は翔を傷つけない。 翔も私を傷つけない。 そう信じていた… 翔とはいろんなとこに出かけた。旅行も数えきれない位した。大阪や沖縄、ディズニーランド。 車では毎月のように温泉も行った。 沖縄旅行は中でも一番楽しかった。 綺麗な海を泳ぎ、綺麗な空を眺め、暑い日差しの中でもばかみたいにくっついてた。 永遠に幸せが続くと信じた。 翔は2人の写真は結婚式の時に重要だからとたくさん撮った。 2人の写真はいつだって幸せの笑顔が溢れる。 そんな沖縄旅行から2ヶ月あまりした頃、お互いに4日の連休が重なった。 これはチャンスと思いお財布は泣いていたけれど、京都に旅行を決めた。 京都はちょうど紅葉のシーズンでホテルや飛行機をとるのは大変だったけれど、やっとの思いでそれらをゲットし、あとは旅行の日を待つだけだった。
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