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翔が着替えソファーに座る。
私はソファーで今までにない程に泣いた。
翔は「ごめん」しか言わない。
どの位ないただろう。
少し落ち着き、翔に聞く。
「どっちが好きなの?」翔は「それは間違いなく小夏だわ」
その言葉に少しだけ息を吐く。
翔はみかちゃんとは1ヶ月ほど前に飲み会で知り合い、その後2人で飲むようになり、それからズルズルと今日まできてしまったと言った。
みかちゃんとはもう会わない。約束する。と言った。
朝方まで話し合いは続いた。私は正直内容は覚えていない。
翔はみかちゃんとはもう会わない。連絡はしない。
私は一度だけチャンスを与えた。
もちろん苦しかったし許せないけれど、それ以上に翔が好きだった。愛していた。
翔が好きだ。翔と別れたくない。
浮気されたら絶対別れる!そんな私の考えは一瞬で消えた。
一度だけ。もう一度だけ翔を信じよう。
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