きっと大丈夫…

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翔と私の家に向かう。 翔は私の家にワインを買ってくれた。翔と家に行く途中、街に寄った。 街は今日もまたクリスマスモードで人がたくさん歩いてた。 手をつないで歩いた。 翔は何故かキョロキョロする。周りを見渡す。 そんな翔に気付きたくはない。だから気付かない振りをした。 家に着くとお母さんがご馳走を作ってくれていた。 お父さんと弟。弟は大学生で歳のわりに落ち着いていて彼女とはイブにデートしたからと珍しく家にいた。五人でクリスマスパーティー。お父さんもお母さんも快く歓迎してくれた。 翔も楽しそうに飲んでいた。 私は相変わらず何も食べれないままだったけれどフルーツだけを無理矢理食べた。 家族は翔を気に入っていた。翔は人当たりが良く好青年だ。 それに学歴も将来性もある。そんな翔を否定する親はきっといないかも知れない。 その日も翔と翔の家に帰った。お母さんも翔を信頼していたから何も言わない。 翔とは年末までずっと一緒にいた。 私は曲がった愛情だったかも知れない。一緒にいないと翔がどこかに行ってしまいそうでこわかった。
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