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私はもう翔とは別れる。
全部最初から嘘だった。 そう思った。
もう何もかもボロボロだった。
アルバムを一冊だけ残し、あとは破って捨てた。
手紙も捨てた。
と言うかもう勝手に捨てては行けないと言う理性は効かない。
残りの一冊を私のカバンにしまい、きずけばもう朝方で私は会社に行く。
しばらく翔には会わない。週末に一泊でボードに行く約束をしていたからそれを最後に別れよう。
そう決めた。
その何日かの間は翔に写真が無いことがバレていないかと心配した。
週末のボード旅行だけは最後に楽しみたかった。
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