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そんな生き地獄のような日々…
それでも翔を諦められない執着…
いつものように週末は訪れる
翔は携帯を片時も離さない。翔は日曜日の夕方、会社の人とオペラを見に行くと言っていた。
昼過ぎに目覚め、しばらく2人でのんびりと過ごした。約束の時間が近づくとしはシャワーを浴びると言った。
下着を取りに寝室に行き、翔は何故か携帯をタンスに入れたのだ。
怪しすぎる翔の行動。
全ては終わっていないのか…?
翔がシャワーから出る。
私は翔に「何で携帯をタンスに隠したの?」と聞いた。翔は「え?無いと思ったらこんなとこにあった」
バカすぎる言い訳。
翔から携帯を奪い着ていたメールを開こうとした
フォルダロック
一定のアドレスから着たメールだけをロックしていた
翔に開いてと詰め寄った
そんな事をしたらどんな男でもきっとうざがるだろう。だけどもう理性は効かない。
翔はついにキレた。初めて翔がキレた。
「もういいだろ」
そんな美も蓋もないような言葉で。
そして翔は出掛けた。
疑惑というよりも確信だ。みかちゃんとはキレていない。そう思った。
翔は夜になって帰ってきた。かなり飲んでいた様子だ。
私は長くなりそうな話をその日は心にしまった。
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