想紫苑
10/32
読書設定
目次
前へ
/
42ページ
次へ
「ずいぶん遅かったな」 彼は言った。 「忙しかったんだ。心を亡くすくらいに」 私は答える。 「お前が忙しいなんて事、あるんだな」 「君よりは、考える事がたくさんあると思うよ」 「俺はてっきり死んでるのかと思った」 「ああ、死ぬところだった」 笑って茶化す彼に、私は真顔で答えていた。
/
42ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!