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外には桜の花が咲き乱れている。ぽかぽかと気持ちのいい春がきた。僕の胃袋もそろそろ咲き乱れそうな予感がする4月。
「おい!りょうた早く起きろ!また遅刻するぞ。」
「わりぃすぐ用意してクリームパンたべるから待って」
ぉれの名前は「中々リョウタ」 外見は一般男性よりはふくよかな体型で毎日が食との出会いだ。
唯一の趣味と言えば単車が好きなことくらい。
俺を起こしにきたのは、同級生の「藤木ゆう」筋肉もりもりでいつも回りには女がいる。俺にとっては憧れの存在だ。
そして今日は待ちに待った大学の入学式なのだ。
興奮しておれの鼻息も必然的に荒くなる。
「さぁ入学式いくか!いつも以上にツーブロック強調していこ!」
「おまえ気合い入りすぎやろ!入学式なんか適当でいいやろ!」
おれは入学式なんてどうでもよかった。ほんとは女の子との出会いなんか求めて昨日ゆうにツーブロックにしてもらったが、どこかドラゴンボールのフリーザの頭みたいになってしまい諦めた。
「おいゆう!もうマジで時間ないからいくぞ!カトウのパンが売り切れる!」
入学式までの時間はギリギリ2人は全速力で大学へ向かった。
後にゆうは語っていた。
「あの時のカトウに向かうりょうたはの顔は世界屈指の脂ぎった顔面だったと」
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