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明弘「ここは何処だ?」
身体が動かない
「ここはリアルに近いバーチャル空間だ」
老人の声が聞こえる
明弘「なに!?」
「今お前は…某国の養成学校の訓練生だ、孤児で親の顔も知らず…」
明弘「まてまてまて、俺の意見は無視か」
「無視だ」
明弘「カチン…この世界を無茶苦茶にするぞ」
「面白い、やってみろ…裏切った瞬間、国…いや世界中がお前を追いかけて来るだろうがな…」
明弘「痛みはあるのか?」
「ある」
明弘「死んだらどうなる?」
「やり直し、ある程度まで行かないと終わらないから」
明弘「なんだと!!ふざけやがって…」
「養成学校と言っても給料も出るしボーナスも出る、全寮制だが個室で自由もある」
明弘「なんと…」
「特別待遇で門限なし」
明弘「おぉ…」
「学校も新しいし、部屋も綺麗」
明弘「っうか敵は誰なんだ?」
「宇宙人だ」
明弘「…」
「まあ逃げるなら今のうちだ…今から1時間後空爆があるからそれに乗じて逃げられるが果たして逃げる場所があるか…それを早く知らせると昇給なんてあったりしたり」
身体が動けるようになる
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