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セレスティアル王国
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セレスティアル王国は、代々受け継がれる王によって当主されている国。
今は五代目王子がその権力を握っていけど。大国を築き上げたのは三代目のリティスナ姫。
あれって思うよね、そう三代目は王ではなかったの。
三代目の王様は元々体が弱く、早くに亡くなってしまったの。
その時は世継ぎもいない為姫が国を治める事になったんだけど。
それは揉めたわ、前例がない、王でないから従わない、非難の嵐だった。でもそんな中姫は叫んだ。
「私は夫、王の、意志を継ぎたいの、それが私以外で出来る人がいるならまかせたい」
「でもあなた方は自分の事だけしか考えていない、ならば私が王の意志を継ぎます」
だれも反論しなかった。嫌出来なかった。側近は体の弱い王を利用し思うままに国を動かしていたからだ。
そしてリティスナ姫は、王の願いだった貧困に苦しむ人々を救う為、破綻しかけていた国を我が国とし助けていった。
そして今のセレスティアル王国はあるのよ。
だからこの王国の結束力は強いわ、そしてその意志は代々の王に受け継がれている。
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