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授業中もユウリの言うRed diamondの話しが頭をぐるぐる回って、全然集中できなかった。
そのせいで先生にいきなり当てられてアタフタしちゃうし、いつも以上に疲れる日を送る事になってしまった。
「ねぇ、一緒に帰ろうよ」
振り返ると当たり前のようにユウリがいて
お昼は授業が終わってからすぐにどっか行っちゃって、僕は結局1人で食べることになったのに…
なんてちょっと不満に思ったけど、正直Red diamondの話しも聞きたいし。
「…うん。いいよ」
何だか口籠もったような口調になったけど、ユウリはニッコリ笑っていた。
しかも「じゃあ行こー」なんて陽気な声を出すから、いつもみたいに僕も態度を変えた。
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