プロローグ

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ここは私立周生高等学校。 都会ってわけでもなく、田舎ってわけでもない場所に建っている普通の学校。 時は4月。 進級したばかりである。 キーンコーンカーンコーン・・・ 只今の時間は午後5時過ぎ 2年C組 とある生徒がまだ教室に残っていた。 ??「・・・グー・・・グー・・・」 スタスタスタ・・・ ??「おい!もうそろそろ帰ろうぜ~」 ??「・・・ん?」 眠そうな顔で起き上がった彼は坂本 翔(さかもと しょう) ??「だからー終わったの! わかります!?」 彼は翔と同じクラスの田崎 洋介(たさき ようすけ) 2人とも今年から2年生である。 翔「んで?」 だから何?という表情。 洋介「帰ろ」 翔「やだ。おやすみ」 と言って机に顔を伏せた。 プチ・・・ 洋介のにこやかだった表情が一変した。 洋介は翔の後ろに回り、翔の首根っこを掴んで無理矢理引きずった。 っというより引きずり回した。
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