第壱章

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土「てめぇ、人の話は最後まで聞けっ! そして、すこしぐらい反省しろ! ・・・なんで、人なんか拾ってくんだよ!」 沖「土方さん。 あなたは、人が倒れていても助けるなというんですね。 さすが、鬼と呼ばれるだけの人です。 血も涙もない。 あー、なんでこんな人が僕の知り合いにいるんだろ。 ・・・土方、死ねよ。」 土「おいっ! 俺のほうが、嫌になってくるわ! てめぇ、どうすんだよ、こいつ。」 ほんと、煩い人だな。 沖「僕の部屋で、看病しますから、安心してください。 じゃあ、そういうことで。」 何気なく、僕は女性を抱え、その場を離れる。 ふふ、土方さん、口空いてるし。 変な顔してる。 土「て、てめぇ、待ちやがれ! 話がすんでねぇよ! 俺が、それで納得すると思ってんのか!?」 。
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