第弐章

2/7

216人が本棚に入れています
本棚に追加
/103ページ
『ん、』 微かに意識が戻ってくると、 なぜか私は布団の上で寝ていた。 どうして、布団にいるんだろう。 そして、ここは…どこ? 間違えなく家ではなく、いかにも古い日本家屋。 「あ! やっと目が覚めましたか?!」 『へ?!』 突然、声が聞こえたことに少し驚くと、私の隣に少年が座っていた。 見た目は、女顔。 カッコいいというより、かわいい系? 後方の障子があいて、太陽の光が室内に差し込む。 その光によって、彼の髪がとても綺麗に色を放っていた。 薄い茶色の髪色が、あまりにも綺麗で見入っていた。 。
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

216人が本棚に入れています
本棚に追加