第七章

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-------------- 土「お前たちに伝えることがあるから、聞いてくれ。 まず、一つ目は俺の横に立っている女のことだ。 こいつは、今日からここに住み込みで女中として働くことになった。 榊原、自己紹介しろ。」 土方さんに流れを廊下で説明してもらったので、それに従って席を立った。 悠『はい。 はじめまして、皆さんのお世話をさせて頂くことになりました、榊原悠可です。 お役に立つかはわからないですが、精一杯頑張りますのでよろしくお願いします。』ニコッ 軽く頭を下げて、席に着く。 すると。 「うぉー、かわいくねぇか?」 「いや、ただ可愛いだけじゃねぇって。」 「土方さんのお気に入りとか。」 「ありえそー。」 プチッ 土「おい!てめぇら、今すぐ口を閉じろ! さもなければ、斬るぞ。」 土方さんの低い声が、広間に響いた。 。
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