第七章

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近「この壬生狼士組の吾らが京を守るのだ。 力を入れんといかん。 見回りを昼、夜とするつもりだ。 おもには、京にいる尊王攘夷派の取り締まり、騒乱を治めたりだ。 各組に分けようと思う。 それにあたり、まず組長格を決めた。」 皆が、黙って近藤さんの言葉を待っていた。   近「局長は俺。総長は山南君、副長はトシに引き続き頼む。 一番組長、総司。 二番組長、永倉君。 三番組長、斎藤君。 六番組長、源さん。 八番組長、藤堂君。 十番組長、原田君。 以上だ。 今名前を呼んだ者たちは飯の後に俺の部屋に集まってくれ。 俺からは以上だ。」 。
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