プロローグ

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そんな俺が唯一人と違う所、つまり普通じゃないとこがある。 それは… 「なんか面白い出来事でも起こらないかなぁ~」 まだ笑っている和春は置いといて、失態を噛み締めているたいちゃんに言葉を投げかけた。 「面白いこと?例えば?」 「非日常的なこと!例えばそうだなぁ~〝超能力〟とかあったら面白いんじゃね?」 そう、俺は非日常を望んでいた。誰しも男なら超能力とかを本気で欲したことぐらいあるんじゃないだろうか? 「またそれかよ…この間は魔法が使えたら…とか言ってたじゃん」 指摘を受け、そんなことも昔言ったことを思い出した。 「あはははは!」 ッつうかまだ笑ってのかよ!
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