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「なんでもっと早くに言ってくれんかったん？」
「お前は金金ってうるさいし…言ったらこうなるん分かってたし…急に自分のお金自由に使えんくなって…お前は育児でいつもイライラしてるし…俺なんか、金稼げばいいみたいに思ってる感じやったし。」
「でもっ…!
私達結婚して子供も出来たんやで？
主婦がお金の事きちんと管理するんは当たり前のことやんか!?
転職して給料だって下がってるんやし、子供の為に貯金だってしたいし、
…100万なんて…しかもパチンコで借金増やしたなんて…私…馬鹿みたいじゃん、勝ったからってお金貰って喜んで
借金しながらパチンコしてたなんて…。
いつかはばれるに決まってんやんか…。」
泣きながら私は旦那に話した。
「ごめん…。」
「ごめんじゃないよぉ…。」
「……私
…お父さんに言うわ。
お父さんに言ってお金貸してもらう…。 」
「えっ…」
「だってどうするんよ！そんな大金！うちにそんなお金ある分けないやん。
妊娠だって分かったばっかりで、私も働けんくなるのに。
しかも利息どんだけかかると思ってんの？元本返すだけちゃうんやで？。
どうやって返すつもりなん!？」
「……。」
父親って、妻や子供の為に必死に働いて養っていくもんちゃうん？
結婚する前から嘘ついてて
うちの父親の前で幸せにするって言ったんはなんやったん？
分からんよ…私には分からんよ。
なんでこんな人と私結婚してしまったんやろう…。
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