主婦の独り言

新興宗教とは知らず

電話の相手は40代だろうか、落ち着いた感じの女性だった。
不思議と彼女と話が盛り上がり、私は今の不安や旦那との事育児の事まで彼女に話していた。

そして一度私は姓名判断してもらう事になった。

場所は隣の市のマンションの一室だった、すっかり彼女を信頼していた。

まさかこれが新興宗教の入り口になるとは知らず…。

約束の日に私は電車でベビーカーに下の子を載せて長女を連れて言われた場所へ行った。中からは年配の女性が三人ほど、マンションは３ＬＤの小綺麗な部屋でリビングには水晶などが置いてあった。

子供たちを見てもらえるという事で私は１人和室に通された。

入ってきた人は４０代すぎ？の女性。この人が電話の相手だった。

この時この女性と長い付き合いになるとは思いもしなかった。

今でも親子？姉妹？のような関係で、結婚で苦労している所だけでなく考え方や 生き方が驚くほど似ていた。多分一生の付き合いになるだろうと感じている。

良くソウルメイトとかいうが同じ所から来た魂同士のような気がしてならない。

早速私は旦那と私の姓名判断をしてもらった。

旦那は血縁が薄く家族に恵まれない凶数が多い字画だと言われた。

私は家庭運に気苦労が絶えない

いろいろ話をして…家系の因縁が深いから一度家系図を見てもらったらいいと言われた。

因縁が深い…他でも言われた事もあって 私はなんとか解決できる方法があるならと言われた通り他の日に家系図を見てもらう事にした。

この時の私はなんとか救われたい一心だった。

これ以上悪い事が起こらないように。

今の私なら自分の人生他人にどうにかしてもらおうなんて思わなくなったが
通過して気付かなければいけない経験だったのかもしれない…。