137人が本棚に入れています
本棚に追加
旦那はあの日夜中2時くらいに帰っきて翌日から会社を3日ほど休みましたが、なんとかまた会社に行き始めました。しかし帰ってくる旦那は毎日本当に疲れきった感じでした。
心配だった私は毎日旦那の手を握ったり横で旦那を抱きしめ寝ていました。
その日も横に寝ていると思っていた旦那が、朝方に目が覚めると隣にいません。
会社に再出勤してから3日目の夜の事だったでしょうか?
私はリビングに電気がついてるのでトイレにでもいったか、煙草でも吸いに行ったかな?と思いましたが心配になり布団から起き出してリビングに向かいました。
しかし誰もリビングにはいません。
てっきり煙草をベランダで吸ってるんだろうと思いベランダを覗きました。
するとベランダの端の方で暗闇の中で人が横たわっているのが見えました。
てっきり旦那は夜中にお酒を飲みすぎてベランダで横になってしまったのかと思い
「もーかっちゃん!こんなとこで寝たら風邪引くよ~。」と近づづきました。
すると
「うぅぅ~。」
と低く苦しそうな声が!
私は驚いて横たわっている旦那にかけよりました。
暗闇の中で私は目を疑いました!
よく見ると倒れている旦那の首にプラスチック性の繋げられた結束バンドが食い込んでいるではありませんか?!
なっ…なんでっ?
私は事の大きさにパニックになりました。
どっ、どうすればいいの?!
そうこうしている間にも旦那の顔が苦しく歪んでいくのが分かります。
私は咄嗟にリビングにハサミを取りに走りました。
早くっ!早くっ!早くっ!
早くしないとかっちゃんが死んでしまうっ!
最初のコメントを投稿しよう!