生徒会室

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「え?俺が番長・・・?」 いきなりの質問にびっくりした音色センパイが手を止めて、こっちを振り向いた。 「そうそう。長ラン着て、中に[番長]って書いたTシャツ着てて常に木刀持ち歩いてる・・・」 「琴ちゃん。俺は一昔前のヤンキーかっ。」 音色センパイはうちに笑いながらツッコむと、また作業に戻っていった。 やっぱり音色センパイ好きだなぁー。 ドキドキする胸を押さえて、窓の外に目をやった。
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