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「璃里ね・・・」
「いや、むしろ逆ってことかな?」
「えっ??」
あゆむの言ってることがよく理解できず、璃里ねぇに目を向ける。
ゆっくりと顔を上げた璃里ねぇの顔は茹でダコかっ!って突っ込みたくなるほど真っ赤だった。
「うっっ・・・。もう明日から仕事行けないよぉっ!!」
うわぁぁぁぁんっ!って文字がぴったりはまるかのような見事な泣き方。
「んな大袈裟な・・・。」
泣きじゃくる璃里ねぇを抱き寄せ頭を撫でるあゆむの姿は、どっちが年上なのか疑ってしまう。
どうやら今日の練習は中止だね。
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